入院中オススメのパジャマとレンタル病衣をオススメしない理由

入院してまず最初に看護師さんにいわれる一言。ご存知でしょうか。

ほぼ毎回、最初に言われることは「パジャマに着替えておいてください」です。そして、その次に言われるのが「病衣、借ります?」です。

僕も手術の数時間前から術後しばらくは病衣を着るため、病衣を着たことは何度もあります。全身麻酔の影響で着替えるのもしんどいです。そもそも体を動かす体力が残ってませんから。

しかし、僕が入院生活中に最も長く身にまとっているものは病衣ではなく、Myパジャマです。僕が着たくて選んだパジャマです。ところが、入院中のパジャマには知っておくべき選び方があります。なんでも良いわけではないです。

病衣をレンタルしない根拠と入院中のパジャマ選びのポイントをご紹介します。僕の考えだけではなく、似たような患者さん、女性の患者さんの意見も踏まえてお伝えします。

病衣のレンタルをオススメしない絶対的な理由

僕は入院生活中に病衣をレンタルしたことは1度もありません。術後だけで十分です。

僕が病衣をレンタルしない理由には、「はだけやすい」「材質が気に入らない」という不満があります。ですが、これらと比べ物にならない絶対的な理由が1つ存在します。

その絶対的な理由とは「患者です感が強すぎて悲観的になってしまう」ことです。

病衣を着ていることによって、私は患者なんだと感じて悲観的な気持ちになってしまう。あの屈辱的な時間が大嫌いなのです。凄く滅入ってしまいます。

患者は大人しくしとけよと言われるのもわかります。でも、実際に入院していると「むしろ、鬱になるんじゃ…」と思うくらい気分が下がるのです。ただでさえ、入院して気分が上がらないというのに。退院している今だから言えますけど、間違いなく、入院中は病みます笑

病衣を着るとより病んだ気持ちに陥りがちです。何と言っても病衣は病院内しか着ませんから。病みがちな時間を少しでも減らすべく、病衣はオススメしません。

入院中のパジャマを選ぶ6つのポイント

入院に最適なパジャマとはどのようなパジャマなのか。6つのポイントと共にご紹介!

1. 前開きであること

「前開き」はほぼ必須です。手術を受けたことのない方は想像できないかもしれませんが、心電図や心拍数計測などこれでもかと多くの機械を身にまとうことになります。

手術後もそのまま機械をつけたまま数日を過ごすことになる上、心電図は胸部でしか測れません。胸部や腹部のエコー検査もよく行われるため、前開きでないと非常に不便です。

また、前から開くということ以上に「脱ぎやすい」ことが重要です。冒頭、少しだけお話ししましたが、術後しばらくは一人で着替えることが難しいです。必然的に看護師さんの協力を得る必要があります。看護師さんのためにも脱ぎやすい前開きのパジャマにしましょう。

2. ソデやスソがゆるいこと

これは主に「点滴」のためです。よほどの軽い手術でない限り、点滴を利用することになります。食事や飲水がまともにできないためです。

点滴は基本的に手首と肘の間にとります。その後、手首の方から管を出して点滴ボトルまでつなげます。そのためソデがきついものだと脱いだり、着たりをしているうちに凄く厄介です。

スソを気にする必要ある?と思われるかもしれません。確かに、気にしなくてもよかったときは多くあります。しかし、稀にスソのゆるいものでないとソデ同様に困ることがあります。

点滴の針は注射針よりも太く、長期利用するため、失敗することも珍しくありません。僕のように失敗しやすい人もいます。僕は1回の手術のために最高7回の刺し直しを経験しました…

何度、刺す場所を変えて挑戦してもうまくいかず「その時」はやってきました。そうです。足です。足に針を刺し、点滴をとりました。それからは着替える際にスソを思いっきり広げてから脱ぐハメに。スソも気にせんとな…と実感しました。

3. 厚すぎないこと

病院内は常に暖かいです。冬の北海道であってもです。そのため、厚手のパジャマだと暑苦しくて眠れないといった状況になりやすいです。

厚い生地のパジャマを着るのではなく、薄手のパジャマ+上着という形をとりましょう。いろんな症状の患者さんがいます。「暑すぎるから温度を下げてほしい」とは言えません。自分で温度調節のできる格好をしましょう。

4. 派手すぎないこと

そうそう、派手すぎるパジャマを着ることはないかと思います。ただ、油断は禁物です。

色やデザインはもちろん、露出が多いものや透けるものもNGです。避けましょう。

夜だけならと思わないでくださいね。重要なのは、入院中はそのパジャマで1日過ごすことになるということです。

5. 洗いやすいこと

見落としてしまいがちなんですが、洗いやすさは非常に大切です。毎日、家族が持ち帰ってくれるようであれば気にしなくても良いんですが、そうでない方のほうが多いと思います。

大抵の病棟にも洗濯機、乾燥機(もしくは乾燥室)があります。とはいえ、数は多くありませんし、簡易的なものです。洗い方を指定できるようなものではないです。

特別な洗剤や処理が必要なパジャマは選ばないようにしましょう。

6. 着たい!と思えること

最後は自己満足です。正直、1〜5のポイントがいかに当てはまっていても6に当てはまっていなければ、すべて却下です。

あなたが着ていて納得のいくもの、着たくなるものでなければいけません。ダントツで大事。

機能性だけを見れば、(お金はかかるけども)病衣で良いんです。病衣をオススメしない理由に述べましたが、テンションの上がらない(病衣に関してはむしろ下がる)格好してちゃダメです。

入院する前は「所詮はパジャマ」と思うかもしれません。何度でも言いますが、入院中はそのパジャマで1日過ごしますよ?そのパジャマで本当にOK?ということなのです。

あなたが「着たい!」と思えるパジャマを選んでくださいね。

おわりに

入院時のパジャマと病衣について書きました。以前、同じ病棟にいた3歳年上のお兄さんに「病衣って何なんだろうね…虚しくなるよね」と言われたのも思い出して書くことにしました。

お兄さんに伝わるかはわかりませんが、「入院のパジャマは何を着れば良いの?」と疑問に思う方のご参考になればと思います。

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