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30の手術経験とそれによって得られた1つの幸せと1つの考え


どうも。ヒビ(@hiibii256)です。

久しく更新できていませんでした。なぜかというと、入院して、手術を受けていたからです。

入院、手術は決して嬉しいものではありません。しかし、30回も経験すると、得られるものがありました。

僕の手術歴史

どのようにして、大学一年生の僕が30回も手術を受けたのか、振り返ってみます。

  1. 始まりは4歳。薬を使った血管系の病気(←複雑すぎるため、ざっくりと)の治療。正直、記憶にない。多少の効果はあった
  2. 7歳で心室中隔欠損症を治療。1ヶ月近く入院する。起きているのも辛い。寝てばかり。エネルギーって消費するんだなあって思った。それくらい、しんどい
  3. 8or9歳で血管系の病気をメスを入れて治療することに。大量出血でほぼ何もできず。人生初の輸血を味わう
  4. 小学五年の冬。北海道の先生を紹介され、飛行機に乗っていざ治療へ。薬を直接、打ち込む手術。術後、とてつもない痛みに耐える。その甲斐あってか、驚くべき成果がでる。以後、高校入学まで年4回のペースで手術をこなす(高校入学後は年2回)。治療の成果を示すため学会(に治療のモデルとして)デビュー
  5. 高校受験のために、手術をサボる。すると、卒業式直前に心不全発症。サボったことが原因なのかは不明。しかし、コイツとしか考えられない。また、心不全によって、肺や肝臓にも悪影響が出る。そのせいで、使える薬の量が制限されることに
  6. 心不全によって全身麻酔がかけづらくなる。少ない量の薬で治療していく
  7. 大学受験のために、またしてもサボる。見事にフラグを回収し、貧血で倒れる。人生2度目の輸血
  8. 心臓の調子を取り戻し、薬の量がやや増える。麻酔によって喉の腫瘍が問題になる。気管切開を迫られる
  9. 人生最短の術後4日で退院する

生きてますよ?

あれ、こいつ死んでね?とか思ってませんか!?ちゃんと生きてます笑

ざっくりと振り返ってみましたが、我ながら、凄まじい記録。これで毎日、健常者のように過ごしているから不思議なものです。痛みや動きづらいところはあるものの、言われないと気づかないって驚かれるレベル。

しっかりと覚えていないだけで、本当はもっとあるかも。まあ、これで十分でしょう。

この辺もっと詳しく!という声があったら、もうちょっと詳しく書こうかな。そんなドSはいないでしょうけども笑

当たり前が当たり前である幸せ

30回もやっているからなのか、痛みにも徐々に慣れてきました。昔は注射一つにしても、大泣き。術後なんて痛みで寝ることすらままならない。そんな感じでした。

その上、足の手術なんかだと車椅子で生活しなくてはならないし、腕や手だと何をするにしても、すんなりいかない。

この記事を書いている今、実は橈骨麻痺の症状がでて、左腕が使えません。右利きなので、左腕であることは不幸中の幸いですが、それでも両腕あってこその日常ですからね、何事も一苦労。

両腕が使えて当たり前。

自分の足で歩けて当たり前。

痛みのない生活が当たり前。

そう思っていませんか?

これらはいかなるときでも当たり前であるかというと、そうではありません

かといって、感謝の意を述べろ!などという頭のおかしなことは言いません。

こんな人もいるのだなと知っていて欲しいのです。

当たり前が当たり前である幸せを知っていて欲しいです。

人は1人では生きていけない

入院・手術にあたって、あらゆるお手伝いを必要としてきました。これでもまだまだ若い方なんですがね。いくつであっても、患者は患者です笑

医師はもちろん、看護師、臨床心理士、薬剤師、家族、友人、先生、同じ部屋の人…パッと思いつくだけでもたくさん。

30回もの手術の経て、

お世辞や綺麗事抜きで、本気で、

人は1人では生きていけないと思い知らされました。

普段通りの生活していると、1人になっても大丈夫なんじゃないかと、錯覚してしまいがちですよね。「一人暮らし」なんて言葉もあるわけで。

しかし、本当の意味で、一人暮らしをしている人は存在しません。一人で生きていける人はいません。

そんなことくらいはわかってる。ちょっと考えればわかること。

僕はそれくらいに考えていました。でも、これって大切。思っている何倍も大切なんです。

おわりに

僕はこれからも毎年のように、手術をしていかなくてはいけない体です。

こんな体捨ててしまいたい。そう考えたときもあります。

でも、なんだかんだ言いながら生きています。手術だって受け続けています。

そして、病人ならではの情報を発信していきたいと考えています。

社会には、世の中には、こんな人間もいるのだなあと頭の片隅にでも置いていて貰えると嬉しいです。